ダムダムダム@西小山curl up cafe
2009年 10月 22日
西小山・curl up cafeより。
本日10月22日は、
世界遺産のアブ・シンブル神殿の一番奥、
入口から63mある至聖所まで太陽の光が入る、
年に2日のうちの1日だそうです。
もう1日はにゃんにゃんにゃんの2月22日。
もともとはラムセス2世の生まれた日と、
即位の日に光が入るように作られたそうですが、
ある理由により日にちが少しだけずれてしまったといいます。
それは1960年代のこと、
ナイル川にアスワン・ハイ・ダムを建設する計画により、
一時は水没の危機にあったアブ・シンブル神殿ですが、
ユネスコによって国際的な救済活動が行われ、
約60m上の丘に移築されました。
この移動の影響で、
奥まで日が射す日にちが、
1日ないし2日ずれてしまったといいます。
わずか20分間だけ射しこむ光が照らすのは、
至聖所の4体の座像のうち3体。
ラー・ホルアクティ神、神格化したラムセス2世、
そしてアモン・ラー神の座像に光があたります。
向かって右に位置するプタハ神にだけ光があたらないのは、
プタハ神が冥界の神だからなんだそうです。
マリー 『匠の技ね。』
エジプトにはねこの姿をした女神がいます。
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ラムセス2世のミイラは、
劣化防止措置を受けるためにフランスに運ばれたことがあります。
この時フランス政府はラムセス2世を国王への礼をもって迎え、
生きているエジプト人の扱いでパスポートも支給されました。
ちなみに職業の欄には『ファラオ』と記入されていたのだそうです。
by shibuneko
| 2009-10-22 11:48
| 西小山・curlupcafe(480)